今年度も、介護職の基礎となる、介護職員初任者研修が総合サービス科2年生で始まりました。今年度は9名の受講生です。
 受講生を代表し、山形愛来さんが「利用者に寄り添う介護の仕方を学んでいきたい」と宣誓をしました。外部講師である三浦洋子先生からは、「介護職は自分のためにも、家族のためにもなる仕事。どの仕事にも役立つ授業をしていきます。頑張りましょう。」と激励のお言葉をかけていただきました。緊張した表情の9名。134時間の研修受講後の姿に期待です。
 4月8日(月)に令和6年度入学式が行われ、小学部19名、中学部23名、高等部普通科35名、高等部総合サービス科8名が本校の仲間に加わりました。小・中学部と高等部の2回に分けて実施しました。どちらの式でも、生徒会長による「歓迎のことば」を受け、中学部と高等部の新入生代表が、学校生活への期待と抱負を込めた「誓いのことば」を述べました。
 3月12日(火)に介護職員初任者研修修了式を行いました。講師としてお世話になった三浦洋子さんから、「介護の知識や技術を決して人に押しつけず、これからも学び続けてほしい。」と激励の言葉をいただきました。「難しい内容だったが講師の先生のおかげで内容を理解することができた。」「研修で学んだことを生活の中で生かしていきたい。」と生徒が今後の決意を述べました。本研修でお世話になりました、すべての講師の先生方に厚くお礼申し上げます。
 3月6日(水)に令和5年度卒業式が行われました。小学部9名、中学部28名、高等部普通科22名、総合サービス科9名に学校長から卒業証書が授与されました。門出では、在校生や職員からたくさんのエールを送られ、笑顔で巣立っていきました。
 2月6日(火)高等部普通科では、9月に続き今年度2回目の「ショップくりた」を開きました。イオンスタイル茨島店やコープ茨島店、マックスバリュエキスプレス新屋関町店、そして県庁第二庁舎の4箇所で、作業学習製品の販売を行いました。「前回の反省を生かし、お客様に大きな声であいさつしたい」や「商品説明を自信をもってしたい」など目標を意識し、寒空の中「いらっしゃいませ」と呼びかけ、多くの方々に足を運んでもらいました。次年度もぜひ実施していきたいです。
 2月1日(木)、中学部3年生が慣習行事の節分を行いました。事前に節分の由来をパソコンで調べて発表したり、恥ずかしそうに自分が退治したい○○鬼を紹介したり、○✕クイズなどをしました。今年の鬼は、黒鬼!背後から出てきた黒鬼に驚き、椅子から飛び跳ねる生徒もいて、夢中になって豆まきを楽しみました。寄宿舎生全員が書いた退治したい○○鬼は、プレイルームに掲示しています。ぜひ、ご覧ください。
 1月31日(水)、中学部3年生が地域の神社である日吉神社へ合格成就の祈願に行ってきました。本校から徒歩20分ほどで行ける日吉神社。寄宿舎生の参拝は今回が初めてでした。大鳥居をくぐり、手水舎で心身を清め、神猿を拝み、三の鳥居をくぐり、いざ社殿へ!4人とも心を込めて祈願してきました。おみくじに書かれていた助言を真剣なまなざしで読む生徒もいました。また、近隣のスーパーに寄り、予算をもとに商品の金額を計算しながら買い物も楽しみました。限られた時間でしたが、地域の施設を活用して充実した時間を過ごすことができました。
 1月17日(水)、毎年恒例の新春書き初め会を行いました。今年の干支「たつ」や自分の目標、好きな言葉など、太筆と細筆を巧みに使い分けて力強く筆を動かしていました。互いの作品を見合い、感想を伝え合うなど、和やかな雰囲気で行うことができました。迫力満点の作品は、青空書道展としてプレイルームへ飾り、みんなで楽しみました。
 令和6年1月29日(月)に、小学部では毎日おいしい給食を作ってくださる調理員さんをお迎えして給食感謝の会を行いました。栄養教諭の先生から、調理や配膳をしてくださっている調理員さんを紹介していただきました。「給食好きな人?」の問い掛けに「はーい!!」と元気に手を挙げ、みんなで作った感謝のお手紙を代表の人が渡しました。また、おいしい献立を考えたり、給食を食べている様子を見に来て励ましてくれたりする栄養教諭の先生にもありがとうの気持ちを込めてお手紙をお渡ししました。みんなで「給食だーいすき」「ありがとうございます」と大きな拍手もして調理員さんたちも笑顔でした。
 高等部普通科農園芸班では、冬季作業として、(有)秋田園芸資材さんからジャガイモの種イモの袋詰めを依頼され、作業学習で取り組んでいます。種イモの芽を取り除き、定量になるように計量し、袋に詰めます。その後、箱に詰め納品します。依頼された箱数は10Kg×400箱、すべて詰め込むと袋で700袋です。一人一人が頼まれた仕事に責任をもって、商品となるジャガイモに傷を付けないように丁寧に作業しています。
 12月16日(土)に、秋田市雄和体育館で開催された第1回CSAフットサルクラージュカップにAとBの2チーム編成で出場しました。初の公式戦となったBチームが準決勝の附属に1-0で勝利。決勝は栗田対決となり、Aチーム相手に先制点を上げるなど、大会を大いに盛り上げました。Bチームに勝利し優勝したAチームは、今年度の県内主要大会3冠を達成しました。優勝と準優勝を独占した結果はもちろん、他校の生徒やエキシビジョンに出場した本校サッカー部OBと交流を深め、充実した1日となりました。
【第1回CSAフットサル クラージュカップ】
 ▽準決勝
  栗田支援学校A 5-0 ゆり支援学校
  栗田支援学校B 1-0 附属支援学校
   ※組み合わせシードにより、A・B両チームとも準決勝より登場
 ▽決勝戦
  栗田支援学校A 3-1 栗田支援学校B
 12月7日(水)に行われた秋田県特別支援学校技能競技大会「錬成会」の入賞者を紹介します。  ワード・プロセッサ部門金賞 萬龍之介さん、銀賞 井上憂奈さん、銅賞 渡辺葵さん、喫茶サービス部門金賞 佐々木杏南さん、銀賞 山形愛来さん、ビルクリーニング部門銀賞 鈴木颯斗さん、以上のみなさんです。おめでとうございます! また、同会場で秋田県特別支援学校就労促進フェア「実践発表」が行われ、赤平翼さんが「夢の実現にむけて」をテーマに、就労を目指すために流通・サービスBの学習で行っていることや夢の実現に向けて頑張っていることを発表しました。 それぞれ自分の力を高められるよう、生徒全員の頑張りを期待しています。
 11月2日(木)あきた芸術劇場ミルハスで行われた第31回秋田県高等学校総合文化祭 総合開会式にて、高等部普通科3年生が栗田祝い太鼓の演奏を披露しました。大勢の県内の高校生や保護者の方を前に、緊張しながらも、堂々と力強く演奏しました。演奏を見ていただいた方から、「とてもよかった」「感動した」という言葉をいただき、これまで練習の成果を感じるとともに、大きな達成感を得られた活動となりました。
 「校内技能競技会を終えて」10月23日(月)に校内技能競技会を行いました。喫茶・ビルクリーニング・パソコンの各競技が行われ技術を競い合いました。上位入賞者は、12月の職業教育フェア(県央地区大会)へ出場します。
 9月27日(水)~29日(金)まで、関東方面へ2泊3日で修学旅行に行ってきました。 1日目のもんじゃ焼き体験では、事前学習を生かし、お店の方の説明を聞きながらテーブルごとに自分たちで焼き、本場の味を楽しみました。日本科学未来館では、クラスごとに各展示を見学しました。 2日目は、東京ディズニーランドでした。グループに分かれ、アトラクション、昼食、買い物と友達と一緒に楽しい時間を過ごしました。 3日目は、横浜ランドマークタワーの展望台で景色を眺め、ゆっくりと過ごしました。帰りの飛行機が遅れるというアクシデントはありましたが、「見て 聞いて 体験して 楽しんで 関東のいいとこさがす旅」というテーマのもと、たくさんの体験・経験ができ、充実した3日間となりました。
 10月14日(土)「AKISHOP」に総合サービス科の生徒が参加し、たくさんのお客様が「Café くりた」に来店されました。天候に恵まれて気温が上がり、アイスコーヒーが人気でした。また、秋田商業高校とコラボして作成したクリアファイルも販売しました。生徒の説明を聞き、手に取り、購入してくださるお客様も多くいました。始めは緊張していた生徒も同年代の高校生が活動する姿に刺激を受けて、積極的に接客し、充実した一日になりました。
 10月3日(火)~6日(金)に京都・大阪方面へ修学旅行に行きました。京都では班別活動や東山総合支援学校との交流を行い、大阪ではUSJや海遊館などへ行きました。生徒からは「秋田との違いを感じた」「思い出に残る修学旅行になった」と感想が聞かれました。
 9月2日(土)から3日(日)にかけて、由利本荘市ナイスアリーナで開催された第2回全国特別支援学校フットサル大会東北大会に出場しました。東北各県の強豪を相手にこれまでの練習の成果はもちろん、大会中に行った戦術変更に柔軟に対応するなど、持てる力を存分に発揮して準優勝しました。また、試合の合間には、大会に参加したフットサル仲間と交流を深めるなど充実した2日間となりました。
【第2回全国特別支援学校フットサル大会東北大会】
  ▽予選グループリーグA組
   栗田支援学校 6-1 女川高等支援学校(宮城県)
   栗田支援学校 3-0 支援学校天王みどり学園
   ※予選グループリーグ1位通過
  ▽決勝戦(東北地区代表決定戦)
   栗田支援学校 1-3 小松島支援学校(宮城県)
 8月31日に、あきぎん長活き学校のガーデンボランティアの方と一緒に、大森山動物園開園50周年を記念して、「50」の数字を花の苗で彩りました。同じMYZooガーデナー同士の交流は初めてでしたが、お客様の喜ぶ姿を楽しみに交流できました。
 7月26日(水)に、自衛隊秋田地方協力本部による職員防災研修会を行いました。防災講話の後、救急法、ロープワーク、車両・装備品展示の3グループに分かれて、自衛隊活動の理解や身の回りの物を使った様々な救助方法等の知識を得る機会となりました。「搬送方法や応急措置、とても勉強になりました」や「ロープワークは1回で覚えられなかったので、また体験してみたいと思いました」「講話の内容を、学校での避難訓練、家庭での防災に生かしていけたらと思いました」「鍛えられた体でキビキビ&楽しく講習してくださって、自衛隊の皆さんはすごいなあと思いました」などの感想があり、有意義で貴重な体験になりました。
  「第20回栗田カップ」
 7月28日(金)に県内の特別支援学校7校が参加し、第20回栗田カップが行われました。保護者の方々の熱い応援を受けながら、生徒たちは日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、熱戦を繰り広げました。今年度は新屋高校のバスケットボール部がオフィシャルのボランティアをしていただき、高校生同士の交流の機会にもなりました。昨年度から女子バスケットボールでは合同チームを組んでのエントリーを行っていますが、今年度は比内支援学校、栗田支援学校、天王みどり学園の3校での合同チームを組みました。サッカー部、バスケットボール部ともに、9月に行われる特別支援学校総合体育大会に向けて、成果と課題を確認した一日でした。
 <対戦結果>
  男子バスケット:準優勝(優勝:能代支援学校)
  女子バスケット:4位(優勝:能代支援学校)
  サッカー:優勝
 応援ありがとうございました。
 7月6日、7日、一泊二日の日程で仙台松島方面へ修学旅行に行ってきました。二日間とも、とてもよい天気に恵まれた中、牛タンに舌鼓を打ち、科学館と水族館の見学や笹かま作り体験をしました。児童たちは笑顔いっぱいで活動し、貴重な知識や経験を得たほか、大切な思い出を作りました。